鬱は甘えと加害者が言うのを生で初めて聞いた

どうせインターネットでイキリ倒したやつが使う表現だと思っていたのだが、本当に聞くとは思わなかった。

 

稀によくあることだが、おっさん管理職が部下の女性に責任を負わせたパターンだった。

引き継ぎで加害者自ら白状した。甘えがあるからこんなことになっていて仕事で大変な目にあっているんだと饒舌に語っていて、こんなベラベラ喋るやつが本当にいるんだ、ネットの作り話じゃないんだと感動した。

 

とりあえずそれだけじゃなく色々終わっているからそれはいいとして、甘えで済む問題なのかということはネットの海に流しておきたい。

 

若手の女性である。結婚するかもしれない、妊娠するかもしれない、子供を生むかもしれない。実際のところそんなのは他人がとやかくいうことではないが、かもしれないものではある。

 

症状が悪化したらどうなるだろう。だって甘えだと言って追撃するのだからのそ可能性も大いにあるだろう。

 

仮に治療を受けるとして処方される薬には色々あるが、催奇性のある薬もある。もちろんリスクの少ないものがまず選ばれるだろうし、場合により治療が中断するかもしれない。中断するなら再発はするだろうが育児はどうなるだろうか。

 

あくまで仮の話ではある。しかし、容易に想像がつく話でもある。

しかしそうであれば純粋に他所様の人生をブッ壊すことになる。生まれる子供も、その配偶者も、家庭も、親戚も、その全員の将来をブッ壊すことになる。いやいやあいつに相手なんていませんよだの言うのなら、相手に会わす機会も奪っていることにもなる。

甘えているからぶっ壊しましたで済む話ではないはずだが、それが許されるというのは単純に肩書の勘違いではないか。「こんなことを言い放つ私を信じてください」と言っているバカを信じる奴がどこにいるというのだろうか。

私は今月からこいつの尻拭いをすることになっている。尻拭いがうまく行けば反省もせずまた別の場所で若手を潰すだろう。頭痛が痛い。